一昨年二月十日に起きた夢の島殺人事件は今年で二年目にあたり。三回忌を前に、息子を失った母親と捜査幹部の対面があったという記事が2月8日の東京新聞に掲載されていた。
捜査幹部と犠牲者のお母さんは三回忌を前に念願の対面をし、警察幹部がお守りを手渡したという心温まる話だ。
また、事件現場には、警察の担当者などがお金を出して「ミツマタツツジ」と「ジンチョウゲ」を植樹してくれたそうだ。 ドラマのようなことが実際の警視庁でも行われていることに感動してしまった。
事件の後ずっと気になっていたSさんの母親のことだが、やっと新聞により明らかになった。
亡くなわれたSさんは母一人子一人の母子家庭。息子の命を奪われ一人になってしまったお母さんは売り払って老人ホーム暮らしをしているという。
ある筋からの情報によるとSさんの墓地は川崎市内にあるが、お母さんも高年齢であることから、三回忌を期に永代供養に移されたそうだ。
犯人からは今まで何のお詫びもないという。刑事事件は決着したものの民事訴訟は一向に進んでいないらしい。
犯人の少年たちは早ければ今年の夏には少年院から退院されてくるというのに、お母さんは老人ホーム暮らしとは皮肉な話だ。
一人息子を奪われた悲しみは、一生消えない。
なんという無惨な結末なのだろうか。
警察の方が犠牲者の母親の事をここまで親身になってくれているとは考えもしなかった。
自分はこの2年間HPで事件の情報を流し、ハッテン場のマナー向上を訴えてきた。先日久しぶりに現場へ行ってみたが、相変わらず新木場はテッシュやコンドームが捨てられており一向に改善されていなかった。
自分はこの2年間、何かをしなければと考えていたが、何も行動に移せずに2年の月日が過ぎてしまった事を情けなく思う。
これから先、我々には何ができるだろうか・・・・・?
いや、何をしなければならないのか。
皆さんのご意見をお聞かせ願いたい。
2002年2月22日
Parks heaven シンジのハッテン情報
しんじ
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