全国の感染者数が1.4倍に増加
男性のうち45%が同性間での感染です
セックスで感染する感染症で、近年はゲイの感染が増えているよ。スピロヘータという微生物による、全身に症状が出る感染症だよ。
エッチしている時に粘膜同士の接触で感染するんだよ。
・ 性器同士の接触
・ フェラチオ
・ アナルセックス
・ 膣性交
いずれもコンドームを使用することによりリスクを低くすることができるよ。
感染してから発症までに3週間くらいかかるよ。症状が出てなくても感染させちゃうことがあるから、エッチの時はコンドームを必ず使おうね。
4つの病期にわかれ、1期がもっとも感染性が強く、2期から4期に進むにつれて弱くなっていくんだよ。また、梅毒に感染しても病状がないこともあるから定期的に検査を受けよう。
性器アナル口
0.3cm〜3cmの痛みやかゆみがないできもの(初期硬結)ができます。
・次第に中央がただれていきます。(硬性下疳)
・治療を受けなくても約1ヶ月で自然に消えます。
・足の付け根や首のリンパ腺が腫れます。
手のひら足の裏体
手の平や・足の裏。体に赤い発疹ができます(バラ疹)
・治療を受けなくても発疹は半年以内にあとを残さずに消えます。
・首やその周囲のリンパ腺が腫れることもあります。
体の中でスピロヘータによる炎症が進行します。
脳や心臓に病変ができます。
梅毒は治りますよ。抗生物質を2〜4週間内服します。
それほど難しい治療ではありません。
でも、再感染することがありますので、完治したから安心しないで、予防と定期的な検査(年に1回)を心がけましょう。
また、HIVと同時に感染することがあるため、HIVの検査も受けましょう。
半年以内のエッチの相手に、梅毒の検査と治療を受けるよう伝えましょう。
治療が終わり、性器のできものや皮膚の発疹が完全に治ったら、またエッチしても大丈夫です。
診断は血液検査で。特に2期梅毒にはいろんな症状があるため、症状だけで判断することは難しく、確実な方法は血液検査です。
保健所でしたら無料・匿名で梅毒検索を受けることができます。
こちらから簡単にお近くの検査所をしらべることができますよ。